2015年7月23日木曜日

勝つために振る価値のあるサイコロ

『エージェントアプローチ』 by スチュワート・ラッセル
→入力に応じて適切な出力をする

Level 1 単純な制御プログラム
いわゆるAI家電の部類。マーケティングとして名乗っているだけ・
制御工学の範疇

Level 2 古典的推論
将棋、ルンバ、Pepper
入力に対して、推論、探索するために知識ベースを使っている

Level 3 機械学習
検索エンジン
古典的推論・パターン認識にビッグデータのサンプルデータからルールを自動的に導出する

Level 4 ディープラーニング
特徴量自体を学習する

ジョン・サール
強いAI、弱いAI
人間が心を持つのとまったく同じ意味で心を持つ(強い)
心を持つ必要はなく限定された知能によって問題解決できればよい(弱い)

皇帝の新しい心
コンピュータには何ができないのか
機械より人間らしくなれるか?


第5世代コンピュータ・プロジェクトについて筆者は、「勝つために振る価値のあるサイコロだった。当時の資料を読むと、熱意が伝わってくる。今の日本に最も欠けている部分」

勝つために振る価値のあるサイコロ

2015年6月23日火曜日

Nexus 7 を Android 4.x にダウングレード

昨年11月に Nexus 7 (2012) を Android 5.0 に上げたが、重い、不安定、動かないアプリがある、ので 4.x にダウングレードすることにした(Android 5.1.1 → Android 4.4.4)
  • 連打して開発者モード
  • Helium で必要なものはバックアップ
  • ファクトリイメージをゲット
    https://developers.google.com/android/nexus/images
  • Powerボタン+Vol-ボタンで fastboot
  • SDK のコマンド platform-tools\fastboot.exe  oem  unlock
  • ファクトリイメージ解凍
  • ファクトリイメージの flash-all.bat
5.0.x の時に比べバグも修正され 5.1.1 では何とか我慢すれば使えるレベルになったのだが我慢して使うのもアレなので 4.x 系の最後の 4.4.4 にした次第です。Nexusだから公式な手順でできることに感謝。

2015年6月9日火曜日

25倍も高い microSDカードリーダー


ソニーの SeeQVault (SQV) 対応 microSDカードリーダーを買ってみた

VAIO TV with nasne (PC TV with nasne も同じ) を立ち上げたら、こんなメッセージが出てきなので、ソニー製のマイクロSDのリーダーライターを買った。いまどきマイクロSDのリーダーライタは100円ショップでも売られているが、このリーダーライターはその25倍(2,510円)もする。型番は MRW-BS1 でソニーストアで売られている。ついでにマイクロSDカードも買ってしまったが、amazon の方が安かった。

 何のために買ったかというと nasne で録画した番組をスマホで見るため である。

手順を要約すると…
1.リーダーライタをPCに刺す(もちろんメモリーも刺しておく)



2.VAIO TV with nasne で番組を選んで [書き出し] ボタンを押す


3.右上の[ドライブ] で "SDカード" を選び [開始]ボタンを押す
 

4.リーダーライタの変換アダプタ(フル⇔マイクロ)をはずしてスマホに刺す



5.スマホアプリのSeeQVaultプレーヤーを起動する


なお、SeeQVaultプレーヤーは期間限定か数量限定かしらないけど無料です!!!
































2015年5月29日金曜日

Google I/O 2015


Google I/O 2015

今年はExtendedを信州で参加
午前0時に信州某所に6人が集まり、テザリング用スマホ、ハングアウト用PC、プロジェクタをセッティングしてキーノートスピーチを待つ

以下、メモ
  • ピチャイ氏体制になってChromeとAndroidが一体化
  • chromecast 1700万台
  • スマホ6億台の80%がAndroid
  • mobile から computing へ(意味深)
  • Android Mの特徴
    • App Permissions
      • アプリのパーミッションをわかりやすくする
      • microphone, SMS, calendar, sensor, contact, camera, phone, location
    • Web Experience
      • Web View と Chrome の差をなくすことが主眼か?
      • スピードアップ、シームレスと表現
      • Chrome custom tab
      • Chrome の auto sign in, saved PW, auto fill, multi process security が使える
    • App Links
      • URIの verify ??? うまく理解できず
    • Payment
      • Appを介さずPFで
      • KitKat から使えるようにする
    • Open Auth API
      • iOSに遅れることn年で指紋
      • Open Auth API
    • Power/Charge
      • 最適化することで(最大)2倍の電池のもち
      • USB type-C 
  • Android M は NEXUS 5, 6, 9 には配布
    • さすがに NEXUS 7はout-of-dateか
  • Android Wear
    • ひと段落か
    • always on を声高に言わねばならないところがいまだ開発途上な印象
    • 絵文字認識は面白いアイディア
    • 4000個以上のWearアプリがある
      • 日本発の justaway がピックアップされていた(らしい)
  • ピチャイ氏再度登壇しIoT用 Brillo
    • BrilloはAndroidのカーネル、HALを最小化したもの
    • 最小限のシステム requirement
    • 多数のCPUサポート
    • 簡単に安全
    • "weave" は IoT--Cloud--Phoneをつなぐ共通言語
    • weave は schema
    • Brillo Q3, weave Q4

  • Context Awareness
    • 機械学習
    • 誤認率改善 23%→8%
    • 次世代の Google Now にインプリ予定
      • ホームボタンをタップして "Now on Tap" スタート
    • 3つのステップ
      • Context理解
      • Answer先取り
      • 役に立つAction
    • メールだけじゃなくTextViewのすべての文字を盗み読みし、自然言語理解し、いつ誰が何をするのかを理解したうえで、次の行動を予測して先に調べておく。しかもその行動は役に立つActionを提供し完了させる
    • そのために10億以上のナレッジグラフ ←ここがポイントか!?
    • そのためにナレッジグラフだけではなくパターンを用意しておく
    • 例:「メールから映画に行くことを理解。メールの文面のtomorrowland が映画のタイトルだと理解。ジョージクルーが出演することを事前に調べておく。映画のスケジュールも事前に調べておき、Now On Tap されたらカードのように表示する」
    • 例:「レストランの予約。メニューのxxx語が分からないが写真をOCRし読み方やどんな料理なのかを教えてくれる」
  • Google Photos
    • 独立したサービスに
    • 1600万画素までの写真は無制限にアップ
      • Nexus5 1320万画素なのでfull、Xperia Z3 2070万画素なのでdecimation
      • 動画は1080pまでは無制限
    • 写真の顔認識のタグ付が自動なのは当たり前
      • 子どものころの写真も追尾可能(どうやって??)
    • 3つのポイント
      • 安全安心、すべてバックアップ all-sync
      • モーメントをいますぐ確認できる
        • 写真を整理し、人/場所/モノ などを自動でタグ付
      • 簡単に共有
    • 前々からPhotosに上がった写真がパノラマ化されたりアニメ化されたりは布石だった
    • いまからサービス開始!!!
      • PlayMemories Online 風前の灯??
  • 新興国向け AndroidOne
    • 2016年までに12億台のスマホが増える
    • 現在8億台
  • Android Studio 1.3
    • C++ (拍手!!!!)
    • インドネシア、フィリピン、トルコを対象国に追加
    • データ圧縮で見かけの転送速度を改善
    • オフライン化できる、YouTube, Maps
今年はなぜかスタッフ用のTシャツをいただく