2015年7月23日木曜日

勝つために振る価値のあるサイコロ

『エージェントアプローチ』 by スチュワート・ラッセル
→入力に応じて適切な出力をする

Level 1 単純な制御プログラム
いわゆるAI家電の部類。マーケティングとして名乗っているだけ・
制御工学の範疇

Level 2 古典的推論
将棋、ルンバ、Pepper
入力に対して、推論、探索するために知識ベースを使っている

Level 3 機械学習
検索エンジン
古典的推論・パターン認識にビッグデータのサンプルデータからルールを自動的に導出する

Level 4 ディープラーニング
特徴量自体を学習する

ジョン・サール
強いAI、弱いAI
人間が心を持つのとまったく同じ意味で心を持つ(強い)
心を持つ必要はなく限定された知能によって問題解決できればよい(弱い)

皇帝の新しい心
コンピュータには何ができないのか
機械より人間らしくなれるか?


第5世代コンピュータ・プロジェクトについて筆者は、「勝つために振る価値のあるサイコロだった。当時の資料を読むと、熱意が伝わってくる。今の日本に最も欠けている部分」

勝つために振る価値のあるサイコロ

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